鷹です。
30代後半でノンキャリ国家公務員(地方局)からノンキャリ国家公務員(本省)へ転職し、その後40代になって民間企業へ転職しました。
転職に対して、
年収アップ=転職成功
年収ダウン=転職失敗
のような印象を持っている方もいるかもしれません。
かくいう私もその一人で、転職で年収が上がらないと転職した意味がないんじゃないかとをずっと気にしていました。
そして実際に年収ダウンとなる転職が決まったとき、入社までの間は不安に苛まれていました。
でも今だからはっきりと言えます。
年収総額は下がりましたが、いま幸せです!
胸を張って、私の転職は成功だったと言えます。
みなさんにも、ぜひそういう気持ちになっていただきたいと思いますので、転職成功の秘訣についてご紹介したいと思います。
転職の目的を明確にする
まずは転職の目的を明確にしましょう。
年収アップが転職の目的であれば、当然年収がアップする転職をするべきですし、それが実現しなければ転職失敗と言えます。
ただし、人によっては「もっと裁量のある仕事をしたい」「テレワークをしたい」「残業をしたくない」など転職の目的は様々です。
また、転職の目的は一つではないということも多々あります。
年収アップは付随条件であって、一番達成したい目的はこれだ、ということをはっきりさせます。
そうすることで、仮に年収がダウンする転職であっても、目的が達成されれば、それは間違いなく転職成功です。
時間効率での年収を考える
年収アップが転職の目的ではないにしても、年収は上がった方がいいに越したことはありません。
でも、その「年収」をちょっと違う角度から考えてみてはいかがでしょうか。
たとえば、次の例はどうでしょうか。
転職前:年収600万円(うち残業代100万円)/残業毎月20時間/出社勤務
転職後:年収500万円/残業なし/テレワーク可能
年収は600万円から500万円にダウンしています。
ただし、残業時間がなくなり、減少した年収も残業代分だけです。
転職前でも残業しなければ年収500万円だったわけなので、転職したことにより年収が下がったというのとはちょっと事情が違います。
また、転職前は出社勤務だったのが転職後はテレワークが可能となっているので、通勤時間が減少します。
通勤時間は勤務時間に含まれませんし、もちろんその時間に給与は支払われていません。
でも、仕事のために拘束されている時間です。
通勤時間がなくなるということは、仕事のために拘束されている時間が減少するので、時間単価が上がっていると考えられます。
周りの目は気にしない
周りの人の反応なんて気にしてはいけません。
「年収下がったの?転職した意味ないじゃんw」
とか言ってくる人がいるかもしれません。
でもこんなことを言ってくる人がいるとしたら、その人は転職を成功させたあなたのことが羨ましいのです。
だから、本人も気づかない心の奥底で「あなたは成功した」「自分は取り残されている」という状況を認めたくない、否定したくてそのような言葉を投げかけます。
「年収アップが転職の目的の人にとっては失敗かもね」
といって流してしまいましょう。
(ここで、「私は年収アップが目的じゃないから」と返すと、負け惜しみのように聞こえ、余計相手を調子に乗らせてしまいますので、ここは相手の意見を受け入れる言葉を選んだ方がベターです)
まとめ:転職成功の秘訣は、転職目的が達成されたかどうか
転職を成功させる秘訣、ということでご紹介してきましたが、結論は、転職成功のためのワザがあるわけではなく、あなた自身の転職目的が一体何なのか次第です。
転職目的が明確になっていて、その目的が達成されたのなら、年収がダウンしても、その転職は成功だったと言えるのです。
ぜひ、転職する目的をしっかりと考えてみてください!
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