残業や長時間労働が及ぼす悪影響とは?

30代後半公務員の転職

鷹です。

30代後半でノンキャリ国家公務員(地方局)からノンキャリ国家公務員(本省)へ転職しました。

その後40代になって民間企業へ転職しました。

いろんな経験、いろんな悩みを経て民間企業へ転職することを決断し、今は裁量があって自由な働き方をしています。

自分の転職経験を基に、転職したい、今の仕事を辞めたいと考えている公務員のお悩み解決のお手伝いができればと思っています。

最近、毎日残業が続いていて体が辛いんだ…

土日はもう寝ているだけだよ。

大丈夫?残業や長時間労働はいろんな悪影響があるんだよ。

残業や長時間労働があなたに与える悪影響

長時間労働が及ぼす悪影響はいろいろありますが、ここではその一部について解説します。

慢性的な疲労

どシンプルに言って、毎日毎日残業していると、ホントに体が疲れます。

土日は寝て終わるだけ…

出掛けても車や電車で寝てしまう…

日中も頭が働かない…

こんな状態になってしまいます。

基本が残業ばかりだと、たまに定時で帰れたとしても、「今日は早く帰れたから飲みに行こう!」なんて気持ちにはなりません。

「早く帰って寝たい…」そんな状態です。

標準的にずーっと疲れているという状態になってしまいます。

さらに、月の残業時間が80時間を超えると過労死リスクやうつ病発症のリスクが一気に高まるそうです。

毎日こんなに疲れていたのでは、とても人生を楽しんで生きているとは言えません。

認知症リスク

睡眠不足は認知症リスクを高めるという研究結果があるそうです。

私が真面目に転職を考えたのは、認知症リスクが怖かったというのも理由の一つです。

毎日残業が続くと、それだけ睡眠時間も減ってきます。

特に私は、「仕事だけで日々を終わらせたくない」「何か資格を取って転職したい(そして勤務環境を改善したい)」という思いがあったので、朝は早起きして自分の勉強時間に充てていました。

そのため、平日は毎朝5時起床。

仕事終わりは大体21時くらい(遅いと22〜23時)のため、家に着くのは普通の日で22時過ぎ。そこから夕飯を食べてお風呂入って寝支度をして…となると、就寝時間は0時を過ぎます。

0時に寝て何とか5時間睡眠、0時過ぎれば5時間未満という日々でした。

そして私はすでにアラフォー…。

40歳過ぎてからの睡眠不足(5時間未満)は認知症リスクがさらに高まるという情報を知り、もはや一刻の猶予もない、可及的速やかにこの状況を改善しないといけないと感じました。

将来安心して老後を過ごすためにも、現役時代にこんなに仕事を頑張っているというのに、認知症になってしまったら悔やんでも悔やみきれません。
(認知症になったら、悔やむ感情さえ起こらないかもしれませんが…)

今は残業時間が減り、6〜7時間の睡眠が確保できるようになりました。

※睡眠時間が10時間を超えると、逆にまた認知症リスクが高まるという研究結果が出ています。

残業や長時間労働が社会に与える悪影響

残業や長時間労働があなた自身に与える悪影響について解説しましたが、あなた自身は長時間労働と関係なかったとしても、社会的に長時間労働がなくならない限り、社会への悪影響が残ります。

少子化

広く知られているとおり、今日本は少子高齢化=人口減少の危機に陥っています。

長時間労働は、この「少子化」に寄与していると言えます。

男女ともに働くことが一般的になってきており、女性管理職も国の政策として増やそうとしています。

昔とは異なり女性もバリバリ働く時代になりました。

男性の長時間労働は、ある意味昔から変わらないといっても過言ではありませんが、ポイントは女性の長時間労働も増えているということ。

男女ともに働く時間が多いと、男女双方の都合がつく時間帯が少なくなり、結果として出会いの機会が減ることになります。

また、仮に出会えたとしてもその後の交際を継続するためにも双方が時間を割く必要があり、長時間労働が常となっている人にとっては交際することも難しいと言えます。

男女の出会いの機会が減ると、その分結婚する男女も減ります。

今の時代、結婚しても子供を持たない夫婦もいますし、結婚しなくても子供を出産する方もいます。

だから結婚する男女が減った分、そのまま出生数も減ったと言えるのかはわかりませんが、影響していることは間違いありません。

そして出生数が減るということは、労働人口が減少するということです。

(高齢の労働者はリタイア等でだんだん減っていくのに、加わる若い労働者の数は少ない)

労働人口が減少するということは、今の労働者の業務負担が減らないということです・・・!

つまり、いま残業や長時間労働を強いられている人は、自らその状況から脱しない限り、その勤務環境が改善する要素がないということです。

私たちは何のために働いているのか?

「長時間労働はやめたほうがいいってそりゃわかっているよ、でも仕事があるからそういうわけにもいかない。」という方も多いかもしれません。

では、そもそもわたしたちは何のために働いているのでしょうか?

私たちは、未来に向かって幸せに生きていくために働いているはずです。

毎日毎日夜遅くまで仕事して、その分たくさんお金は稼げるかもしれませんが、自分の時間はなくていいのか?家族と過ごす時間はなくていいのか?
「今」を犠牲にしてまで一体何のために働いているのでしょう?

これだけ一生懸命働いて、たくさん貯金して老後を迎えたとき、認知症になってしまって、その貯金を有意義に使える状態でなくなってしまったら?
「未来」を犠牲にしてまで一体何のために働いているのでしょう?

人生は一度きりで、自分の代わりは他にいません。

残業・長時間労働の代償として失うものがあまりに大きすぎませんか。

まとめ

残業や長時間労働をやめたほうがいい理由として、長時間労働が及ぼす悪影響ついて解説しました。

歳を重ね、自分の人生を振り返ったときに後悔しないように、自分の働き方を見直していただきたいと思います。

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