「忙しい」はやらない言い訳

30代後半公務員の転職

鷹です。

30代後半でノンキャリ国家公務員(地方局)からノンキャリ国家公務員(本省)へ転職し、その後40代になって民間企業へ転職しました。

忙しくて何もできない

仕事が忙しい、家事育児が忙しい、だからやりたいことはいっぱいあるけど時間がなくて何もできない。

それはきっと事実です。

私も公務員時代は本当に忙しくて、毎日夜の9時〜10時まで残業することなんて普通でした。

たまに早く帰ることはありましたが、普段忙しいから、「今日くらいはゆっくりしたい」と言って、その日はまっすぐ帰って寝るだけ…。

「今週末は出かけよう!」って思うのに、その週末は結局寝て終わり。

忙しくて、体が疲れていて何もできませんでした。

部署によって忙しさ具合は異なるので、異動すればもう少し楽になることもあります。

でも当時既に30代後半で、少しずつステップアップしていたときです。

異動してもそれなりに重要なポジションへ配置されることはわかっていましたし、真面目な私は適当に仕事をするということができません。

仮に少し楽なポジションへ異動したとしても、「もっと業務改善などできないか」と考えて自分で仕事を見つけて、結局忙しくなってしまうことは見えていました。

つまり、「このままだと、もうこの先ずっと忙しい」という将来しか見えませんでした。

そうは思ってもどうしたらいいかわからない、忙しくてどうする時間もない。

長らくそういう状態に甘んじていました。

でも途中で気が付きました。

それってただの言いわけだ。

時間はどうにでも作れる。

優先順位の問題

結局は優先順位の問題なのです。

「この状況を変えるためには、何か行動を起こすしかない」

「何か」しない限り、一生この状態。この状態から抜け出したいなら「何か」しないといけない。

ここで一般的には2つのパターンにわかれます。

行動する人と行動しない人。

私は、行動することを選択しました。

その理由は、それしか選択肢がなかったのです。この状態から抜け出すためには行動するほか選択肢がなかったのです。

裏を返せば、行動しない人には、「行動しない」という選択肢があるという意味です。

言い換えると、「行動しない」=「今の状態から抜け出さなくてもいい」ということです。

それはつまり、「忙しくて何もできない」と言っている人は、行動を起こすことよりも、今の状態でいつづけることを選択しているという意味になります。

もしも「今ここで行動を起こさなければ明日死にます」という状況だったら、どんなに忙しかろうがなんだろうが、時間を作って絶対行動するはずです。

つまり、優先順位の問題です。

「忙しくて時間がない」と言っている人は、心の中では、

今のままでいること > 行動を起こすこと

こういう関係が成り立っています。

「忙しくて時間がない」と言っている人は、結局「今のままでいい」と言っていることと同じなのです。

時間は自分で作り出さなければ生まれない

時間は「できる」ものではなく「作る」ものです。

忙しくて何もできないという人は、「時間ができたら」という言葉を使いがちです。

「今週どこかで飲みに行こう」って誘われて「今週はどうかなあ、忙しいから難しいかも」って答えたことありませんか?

よく考えたらこれって変な話なんですよね。

「今日飲みに行こう」って言われたら、さすがに今日のスケジュールは決まっているでしょうから難しいと思いますが「今週どこかで」と言われたら、ブロックされている予定がない限り、時間を作ることは可能なはずです。

なのに「今週は忙しいから難しい」と言っているということは、時間を自分でコントロールできていないということです。

仕事という外部的な要因にコントロール権を預けてしまっています。

本来であれば、「じゃあ金曜日に飲みに行こう」と決めて、その日の夜は残業ではなく飲みに行く、そのために他の日のスケジュールを自分で調整する、それがあるべき姿のはずです。

時間は自分で作り出さなければ生まれません

時間が勝手に生まれることは一生ありません。

「忙しい」はやらない言い訳

人は、新しいことをやる、普段やっていないことをやる、そういうときに小さくともストレスがかかります。

なので、ストレスを避けて「いつもと同じこと」をするだけに落ち着きます。

そのため「忙しくて何もできない」と言っている人は、「いつもと違うことはやりたくない」という本音を、忙しいことを理由にごまかしているだけ、「いつもと違うことをするよりも、今のままでいる方が楽」だと思っているだけなのです。

そう思っている間は当然行動は起こせませんし、何も変わりません。

つまり「忙しい」という言葉は、やらないため、楽をしたいだけの単なる言い訳です。

まとめ:時間がないのは、自分で時間を作っていないだけ

「忙しい」はやらない言い訳であることを解説しました。

「忙しい」こと自体は事実なのだと思いますが、「だから何もできない」「だから時間がない」というのは言い訳です。

自分で時間を作っていないだけなのです。

自分にとって本当に優先すべきことがあれば、自分の意思でどれだけだって時間は作れます。

あなたにとって優先すべきことは何なのか考えてみて、そのために自分で時間を作ってほしいと思います。

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