【コツ】30代後半公務員からの転職を成功させる4つのポイント

30代後半公務員の転職

鷹です。

30代後半でノンキャリ国家公務員(地方局)からノンキャリ国家公務員(本省)へ転職しました。

その後40代になって民間企業へ転職しました。

いろんな経験、いろんな悩みを経て民間企業へ転職することを決断し、今は裁量があって自由な働き方をしています。

自分の転職経験を基に、転職したい、今の仕事を辞めたいと考えている公務員のお悩み解決のお手伝いができればと思っています。

30代後半の公務員だけど転職したい、だけど30代後半になって、しかも公務員から転職なんてできるんだろうか?そう思って転職したいと思っていても踏み出せない人は実はたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。

今さら環境を変えるなんて、とても無理だよ。

気持ちはわかるけど、そう思い込んでいるだけの可能性もあるよ。

結論、30代後半の公務員からでも転職は可能です!

もちろん、若いほど転職のチャンスが多いのは事実ですが、20代や30代前半といった若い世代にはない経験をアピールすることで、30代後半でもあなたを必要とする会社は見つかります。

また、これまでの経験や、新しい組織でその経験をどう活かせるかといったことをきちんとアピールできれば、「公務員」というだけで色眼鏡で見られることもありません。

ただし、30代後半の公務員から転職することは、簡単なことではないのも事実です。

転職を成功させるためには

  • 自分自身のマインドセットを変える
  • スキルの棚卸をする
  • 自分の強みを認識する
  • 転職エージェントなどの専門家の力を借りる

の4点が重要です。

30代後半の公務員からでも転職は可能ですので、この記事を読んで勇気を持っていただけたら嬉しいです!

30代後半公務員からの転職を成功させる4つのポイント

自分自身のマインドセットを変える

実は一番大事なことかもしれません。

30代後半ともなると、

  • 私はもう30代後半だし、今から新しいことにチャレンジするのは無理
  • 30代後半の公務員を雇ってくれるところなんてないよね
  • 30代後半の公務員で転職できた人は、特別なスキルを持っていた人だけでしょ

と考えがちですが、そういう考え方とはきっぱりお別れをしましょう。

小さい頃、鉄棒の逆上がりも自転車に乗るのも、「練習したってどうせ無理」「自転車に乗れるのは特別な才能がある人だけ」なんて考えながら練習していたでしょうか?

きっと「みんなできてるんだから自分もできるはず」って思っていませんでしたか?

実は転職も同じです。

最近ようやく転職が一般的になってきて、周りにも転職経験者が増えてきましたが、それでもまだ身の回りには転職経験者が少ないのではないでしょうか。

しかも公務員ともなるとなおさら。

だから「みんなできてるんだから自分もできるはず」と考えることができる環境ではないだけで、実際、本気で転職しようと考え、本気で取り組んだ人は転職できています。

30代後半ともなると、たくさんの人生経験を積んできていますし、社会人としても15年~20年のキャリアがある頃です。

それまでの経験が今の考え方を構成しているため、なかなか簡単に考え方を変えることは難しいかもしれませんが、何よりもまず自分が「できる」と思わないことには何にも叶いません。

スキルの棚卸をする

結構難しいんですが、それまでの人生でどんな仕事をしてきたか、どんな成果を挙げてきたか、その結果どんなスキルを身に着けているか。

これを言語化することが重要になります。

30代後半であれば、若い世代にはない経験をしっかり積んでいるはずです。マネジメント経験がある人もいるでしょう。

そして転職活動するときに必ず必要になるものが「職務経歴書」です。企業へ応募した際の1次選考は基本的に職務経歴書で審査されます。

職務経歴書にあなたがやってきたこと、あなたができることをきちんと表現できていないと、企業はあなたと話をしてみたいと思うことができません。

また、転職エージェントさんもよく言いますが、「実績を数字で表す」ことは非常に重要です。

「営業を頑張って新規顧客の獲得に繋げました」と「一日〇件営業に行き、一月当たり新規顧客を△件獲得しました」とでは受け手の印象はまったく異なりますよね。

欲を言えば、一月当たり新規顧客△件獲得というのが、所属していた企業では多い方なのか少ない方なのかも表現できればgoodです!(新規顧客獲得数は、月平均2件であるところ、自身の実績としては月平均3件など)

ただし、公務員の人にとってはこの「実績を数字で表す」ということは少々ハードルが高いのは事実です。公共の利益を目指す組織ですから、あまり数値目標を掲げた業務自体が少ないですよね。

とは言っても、表せることは必ずあります!

たとえば「新規事業について国民・住民の十分な理解を得るため、3回の説明会を開催。3回の間に、賛成〇%以上とすることを目標とし、当該目標達成のために課題を洗い出して・・・したところ、2回目の説明会開催の時点で■%達成。」など。

いくら公務員と言えども、全ての業務に一切の数値目標が存在しないわけでもないはずなので、さまざまなスキル棚卸の際には、数字で表せないものもありつつ、このように数字で表せる実績も整理するようにしましょう。

あなたのスキルが明確になれば、企業にとってもあなたを採用することのメリットが明確になり、採用につながる可能性が出てきます。

自分の強みを認識する

スキルの棚卸に近いですが、自分自身の強みを認識し、それをアピールできるようになることが大事です。

公務員にありがちですが、ジョブローテーションの中で、あれもこれもいろんなことをやってきました…という職務経歴書では、企業側は「いろいろやってきたんだな。で、うちではなにができるんだ?」となってしまいます。

あれもこれもいろいろやってきた中で、特にこの業務には自信を持っている、こういう貢献ができる、と言えるようになると、企業にとっても採用するメリットが明確になります。

いろいろやりすぎて何が強みかよくわからない…という人は、逆にいろいろな業務を全部こなすことができる器用さをアピールすることができるかもしれません。もちろん、もう少し肉付けしないとだめですけどね^^;

業務に貢献できることであればどんなことでもいいのです。「私はこれができます」というポイントを見つけましょう。

転職エージェントなどの専門家の力を借りる

これは30代後半の公務員に限った話ではありませんが、やはり専門家の力を借りるということが転職への近道であることには間違いありません。

転職エージェントは転職サービスのプロです。当然公務員からの転職を支援したことのあるエージェントさんもいらっしゃいます。

ど素人一人であれこれ考えても仕方ありませんので、ここはしっかりとプロの力を借りましょう。

上記で述べた「自分自身のマインドセットを変える」、「スキルの棚卸をする」、「自分の強みを認識する」の手助けもしてくれます。

また、内定を得たあとも、たとえば複数社から内定を得た場合、どの企業に入るのがよいかの相談も乗ってくれます。内定を得るまでにエージェントと複数回面談などのやりとりをしますので、その中で把握したこちらの人間性や希望その他の諸事情なども踏まえてアドバイスしてくれます。

もちろん、エージェントさんは求職者を転職させて初めて報酬が発生するので、一つの企業から内定を得た場合の、「ここに入社した方がいいかどうか」という相談だと、どうしても「転職した方がいい」という回答に偏りがちだとは思いますが、ここはエージェント次第ですね。

エージェントも人間なので、支援してもらう過程でたくさん相談すればするほど、親身になってもらいやすく、より自身が希望するアドバイスをもらえると思います。

転職活動する際は、遠慮なくエージェントに頼りましょう!

まとめ

以上が、30代後半公務員からの転職を成功させるために意識すべきことでした。

最初に述べたように、転職は若いほど有利です。

一方、30代後半の公務員であっても、若い世代にはない経験をアピールすることで転職は可能です。

30代後半の公務員で転職を迷っている方は、上記で述べた意識すべきこと4つを実践して、ぜひ転職のための第一歩を踏み出してみてください!

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