【転職しなくてもいい】30代後半公務員が転職活動をした方がいい理由4選

30代後半公務員の転職

鷹です。

30代後半でノンキャリ国家公務員(地方局)からノンキャリ国家公務員(本省)へ転職しました。

その後40代になって民間企業(IT企業)へ転職しました。

いろんな経験、いろんな悩みを経て民間企業へ転職することを決断し、今は裁量があって自由な働き方をしています。

自分の転職経験を基に、転職したい、今の仕事を辞めたいと考えている30代公務員のお悩み解決のお手伝いができればと思っています。

仕事に悩んでいるなら転職活動したら?って友達に言われたんだけど…

まだ転職するって決めたわけじゃないから転職活動するほどじゃないよ。

そうなんだね。

転職するって決めたわけじゃなくても、転職活動することには大きなメリットがあるよ。

転職活動は、転職するために行うものだと一般的には考えられています。

もちろん間違いではありません。

ただ、転職活動をすることには、それそのものに大きなメリットがありますので、それをみなさんに知っていただきたいと思います。

この記事でわかること

転職しなくても、転職活動をした方がいい理由

転職しなくてもいい

大前提としてお伝えしておきますが、転職活動をしたからと言って、必ず転職しないといけないわけではありません

転職活動してみた結果、今の仕事を続ける方がベストだという答えが出れば、転職しなければいいのです。

転職活動することに大きなお金はかかりませんし、次に解説するようなメリットがありますので、やって損はない(というかメリットしかない)と胸を張って言えます。

転職活動をした方がいい理由

転職しなくても、転職活動はした方がいいと言える理由を3つ解説します。

今の仕事を続けていくべきかどうかを判断する材料が得られる

転職することを決めた人が転職活動をするのはもちろんですが、転職するかどうかまだ決まっていない人・転職することを考えていない人でも、転職活動することをお勧めします

なぜなら、転職活動をすることで、今の仕事を続けていくべきかどうか判断する材料を得ることができるからです。

例えば、とある求人で求められているスキルが、自分がすでに持ち合わせているスキルで、しかも今自分がもらっている給料よりもよい金額で募集されていたらどうでしょう。

あれ?このくらいのスキルでこんなにもらえるの?

って思っちゃうよね。

自分のスキルでは、世の中どのくらいの給料が支払われるものかを知ることができ、自分が今の組織で買いたたかれているのか、それとも高く評価されているのか判断できます。

転職することを考えていない人でも、転職活動することで、実は転職した方がもっといい給料がもらえるということに気が付く可能性もあるのです。

公務員の外の世界について、いろんなことを知ることができる

転職活動をはじめると、些細なことを含めていろんなことを知ることができます。

例えば、私が転職活動をして初めて知ったこと、転職活動をしたことで自主的な学びにつながったことには次のようなことがあります。

・SaaSという言葉、定義、具体的なサービス

 ⇒そこから、PaaS、IaaSなどの関連用語やクラウド形態について自主的に調べ、学んだ

・IT人材、セキュリティ人材、DX人材の不足(経済産業省が不足人員数を出していること)

 ⇒経済産業省が出しているレポートを読み、そこから省庁などが出している「白書」から多くの情報が得られることを知った

・オンラインミーティングを当然に使っている企業も多いこと

 ⇒省庁ごとに差はあるだろうが、公務員のオンラインツール活用の遅れを目の当たりにする

・民間では予算という言葉の使い方が公務員とは違うこと

 ⇒「予算」って「これだけ使っていいよ~」っていう金額のことじゃないの!?

などなど…

これはほんの一例です。

細かいことを挙げたらキリがないほど、たくさんの知らない言葉、知らない事象、知らない常識に触れました。

そんなことを知らずにこのまま公務員を続けていることが怖くもなりました。

もしかしたら「自分はこれ全部知ってたけど、転職活動で知れることってそんな程度のこと?」と思う方もいるかもしれませんが、これはあくまで私の例であり、しかもごくごく一部を紹介しているだけです。

特に公務員しか経験のない人にとっては、必ず新しい学びがあります。断言できます。

外の世界ではどうなっているのか、何が一般的なのかといったことなどは、公務員が普段の生活を続けているだけでは結構わからないものです。

転職活動をすると、転職エージェントや企業の担当者と話す機会ができ、自分が過ごしてきた世界以外の「常識」に触れる機会が増えます。

上記の例以外にも、本当にいろんな「外」のことを知ることができます。

百聞は一見に如かずっていうから、転職活動をしてみて、ぜひ自分自身でそれを感じてみてほしいな!

転職活動で得た知識を今の仕事に活かすことができる

転職活動をした結果、「転職しない」という決断に至ることもあると思います。その場合は今の仕事を続けていくことになります。

また、転職すると決めた場合でも、実際に転職するまでの間は今の仕事を続けることになりますよね。

転職活動で得られる様々な知識と経験は、今の仕事を続けるに当たっても活かすことができます

例えば、上記ではSaaSという言葉、定義、具体的なサービスを知ったという事例を挙げましたが、私はそこから、自分が担当している業務で、SaaSを活用して効率化できるものがあるんじゃないかと考えました。

そうすると、クラウドサービスのCMにいちいち気が付くようになりましたし、実際に「このサービスなら今の業務が効率化できそう!」と考えられるようになりました。

上司や同僚にそのクラウドサービスの導入を提案したところ、案としては賛同してもらえましたが、悲しいかな公務員の宿命といいますか、予算の制約だったり、国の機関全体でのシステム一元化といった施策との兼ね合いで、自分の組織単体でそのサービスを導入することは難しいという結論に至りました。

せっかく学んだことを活かせるシーンだったのに、残念だね。

導入されなかったことは残念だけど、広い視野を持って業務の効率化を考えられるようになったよ!

結果として、提案どおりサービスの導入には至りませんでしたが、業務を効率化するためのツールは世の中に溢れているということに気が付き、もっと業務の効率化に取り組もうと思えるようになりました。

やりたい仕事に出会える可能性がある

自分はやりたいことがない、何がやりたいかわからないという人は多いものです。だから今の仕事を続けていくことが無難で安心と考えている方もいるでしょう。

でも転職活動をすることで、今まで知らなかった仕事や、自分が得意なことが仕事として存在しているということを知ることができることがあります。

え!こんな仕事があるの?…これ、ぼく得意なことかも。。。

上記でも触れましたが、外の世界ではどうなっているのか、何が一般的なのかといったことなどは、公務員が普段の生活を続けているだけでは結構わからないものです。

転職活動することでいろんな仕事があることを知り、そしてその中に自分が好き、得意、やってみたいと思える仕事に出会える可能性があります。

そうすると、それまで転職なんて全く考えたことがなかった人でも、「転職してみてもいいのかもしれない」って思えるようになります。

まとめ

30代後半公務員が転職活動をした方がいい理由を解説しました。

内容としては、実は30代後半に限った話ではなく、何歳の人でも当てはまることです。

ですが、人間、年を重ねると、だんだん頭が固くなって新しいことを取り入れづらくなります。

30代後半ともなると、それはもう…(笑)

いくつになっても新しいことを取り入れようとする姿勢は、公務員という硬直化した組織のなかでは貴重な存在です。

公務員として仕事を続けていくと決めた場合であっても、公務員の外ではどんなことが起きているのかなどを知っておくことは、今の仕事をよりよく改善するための手助けになることは間違いありません。

転職に悩んでいる人はもちろんのこと、公務員として定年まで勤めあげるんだ!という信念を持っている人も、ぜひ転職活動してほしいです!

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